大阪工場ダクト棟
受注
有元プラント工業では、様々なタイプのダクトを製作しています。そのなかでも代表的な共板フランジダクト、フランジ型ダクトの製作プロセスについてご紹介します。
- ※ダクトとは
- 鉄板製の矩形の部材を組み合わせ、空調機械から居室などへの空気の流れ道とするものです。空気調和設備、換気設備、排煙設備などに用いる建築設備のひとつです。
事前準備
①ダクト単品加工指示書を元に、プラズマ切断機入力データをインプット。
②エアープラズマ切断機へ展開データを転送。
部品加工
③亜鉛鉄板0.5~1.2tの6尺コイルから切断対象コイルを選択(手動)後、ダクトの展開形状を自動切断。
④ダクト単品加工指示書と切断鉄板とを照合。
⑤鉄板接合部(ハゼ部)を機械(ハゼ折り機)にて成形。
共版フランジダクト
⑥共板フランジ成形機により、フランジ部分を成形。
フランジ型ダクト
⑥プレスを用いてアングル加工を行い、フランジを組立溶接、塗装。
組み込み
共版フランジダクト
⑦組込み、コーナーピース取り付け。
フランジ型ダクト
⑦鉄板組み込み。
⑧ハゼ部を接合した鉄板にフランジを取り付け(カシメる)。
仕上げ
共版フランジダクト
⑧仕上げにシール処理を行い共板フランジダクト (TDCダクト) 完成。
フランジ型ダクト
⑨シール処理を施し、フランジ型ダクト完成。
完成・出荷
製品の梱包・出荷は、その方法をお打ち合わせし、実施します。
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